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イズミル İzmir | |
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街の風景 | |
位置 | |
イズミルとイズミル県の位置 | |
座標 : 北緯38度26分 東経27度09分 / 北緯38.433度 東経27.150度 / 38.433; 27.150 | |
行政 | |
国 | トルコ |
地方 | エーゲ海地方 |
県 | イズミル県 |
市 | イズミル |
市長 | Aziz Kocaoğlu (CHP) |
地理 | |
面積 | |
市域 | 7,340.00 km2 (2,833.99 mi2) |
標高 | 30 m (98 ft) |
人口 | |
人口 | (2012年現在) |
市域 | 4,005,459人 |
人口密度 | 545.7人/km2(1,413.4人/mi2) |
都市圏 | 3,401,994人 |
備考 | [1][2] |
その他 | |
等時帯 | 極東ヨーロッパ時間 (UTC+3) |
郵便番号 | 35xxx |
市外局番 | (0090)+ 232 |
ナンバープレート | 35 |
公式ウェブサイト : www.izmir.bel.tr |
イズミル(İzmir)は、エーゲ海に面するトルコ西部の都市。古くはスミュルナ(Smyrna, スミルナとも。ギリシア語でΣμυρνη)と呼ばれた。人口は約400万人(2012年時点)で、イスタンブールやアンカラに次ぐトルコ第3の都市である。イズミル県の県都。
その美しさが「エーゲ海の真珠」と古来称えられる港町。付近にはエフェソス、ベルガマ(ペルガモン)などの古代遺跡もあり、多くの観光客を集める。
現代においては、イスタンブールに次ぐトルコ第2の規模の港湾施設を持つ。ヨーロッパや中東、アフリカとの輸出入に便利なうえ、イスタンブールより物価や不動産賃借料、人件費が安い。このため、やや内陸に位置して広い工業団地があるマニサを合わせて、日系など外資系を含めた製造業の集積が進んでいる。交通渋滞などが慢性化しているイスタンブールからオフィスや研究所を映す欧州系企業も多い。政府機関のイズミル開発庁が企業誘致を担当している[3]。
イスタンブールから居を移すトルコ国民も増えている。上記のような物価高や渋滞を避けるためだけでなく、イスラーム教保守派が台頭するイスタンブールから世俗派が転出し、イズミルの自由な雰囲気を求めている面もある。これによりイズミルでも過密化を懸念する声が出ている[4]。
軍事面では、イズミルには北大西洋条約機構(NATO)のイズミル連合航空部隊司令部が置かれている。
ヘロドトスによれば、紀元前1000年頃にアイオリス人によって建設され、その後、イオニア人たちの手に渡り、文化的・商業的中心地として大きく発展した。イオニア同盟の主要な都市の一つとなる。ホメロスが暮らしていたのもここであったと言われる。リュディアの攻撃(紀元前600年ごろ)によって破壊された。その後、リュディアやアケメネス朝、アレクサンドロス3世(大王)によって支配された。紀元前1世紀よりローマ帝国、4世紀以降は東ローマ帝国の支配下で繁栄を謳歌する。
1076年、スミュルナは古代ギリシア都市のクラゾメナイやフォチャや多数のエーゲ海の島々とともに、セルジューク朝の指揮官チャカ・ベイ(英語版)によって占領された。これが初めてのトルコ人による占領であった。チャカ・ベイはスミュルナを海軍基地として使用した。1102年に彼が亡くなると、スミュルナや周辺地域は、東ローマ帝国によって再び占領された。コンスタンティノポリスが1204年の第4回十字軍によって征服され、港町スミュルナは聖ヨハネ騎士団によって占領された。しかしニカイア帝国は、ジェノヴァ共和国が引き続きスミュルナの城を支配するなど多くの譲歩を必要としたが、スミュルナをその後すぐに奪還した。
14世紀中ばからはオスマン帝国領に浮かぶ飛地となった。1402年にティムール朝に占領された後、1415年にオスマン帝国に占領される。オスマン帝国は異教徒や異民族に寛容であり、17世紀から19世紀にかけて様々な出自の商人たちが集まり、国際商業都市として栄えた。とりわけ、アルメニア商人はイランの絹をヨーロッパの商人に供給して、利益をあげた。
19世紀になると、オスマン帝国の欧米に対する経済的従属が深まった。港湾部がイギリス資本によって整備され、1866年にはイズミルからカサバ、イズミルとアイドゥンを結ぶ鉄道が、同様にイギリス資本に支えられ開通した。これによってイズミルは、列強の工業製品を受け入れつつ、農作物を国際市場へと供給する拠点となった。列強による鉄道敷設はさらに進められ、1888年にイズミルとアンカラを結ぶ鉄道の敷設権をドイツが獲得し、1893年に開通させた。
第一次世界大戦においてオスマン帝国が協商国側に降伏すると、1919年5月15日ギリシア軍はアナトリアに上陸し、イズミルを含む一帯を占領した。その後、1920年8月のセーヴル条約で、ギリシアによるイズミル地方の領有が期限つきで認められたが、1922年9月にはムスタファ・ケマル・アタテュルクの率いたトルコ軍が奪還。その前後に起こった火災でイズミルは全焼した。1923年7月のローザンヌ条約によって、トルコの主権が回復された。
この希土戦争 (1919年-1922年)を経て建国された新生トルコ共和国において、イズミルは重要都市の一つとして復興・発展した。
2005年にはユニバーシアード夏季大会が開催された。2015年の国際博覧会の候補地となっていたが、投票でイタリアのミラノに敗れた。
イズミルの気候 | |||||||||||||
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月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 年 |
最高気温記録 °C (°F) | 22.4 (72.3) |
23.8 (74.8) |
30.5 (86.9) |
32.2 (90) |
37.5 (99.5) |
41.3 (106.3) |
42.6 (108.7) |
43.0 (109.4) |
40.1 (104.2) |
36.0 (96.8) |
29.0 (84.2) |
25.2 (77.4) |
43 (109.4) |
平均最高気温 °C (°F) | 12.6 (54.7) |
13.4 (56.1) |
16.5 (61.7) |
20.9 (69.6) |
26.1 (79) |
31.0 (87.8) |
33.3 (91.9) |
32.8 (91) |
29.1 (84.4) |
24.0 (75.2) |
18.2 (64.8) |
13.9 (57) |
22.65 (72.77) |
日平均気温 °C (°F) | 8.9 (48) |
9.4 (48.9) |
11.8 (53.2) |
15.9 (60.6) |
20.9 (69.6) |
25.8 (78.4) |
28.1 (82.6) |
27.6 (81.7) |
23.7 (74.7) |
18.8 (65.8) |
13.7 (56.7) |
10.3 (50.5) |
17.91 (64.23) |
平均最低気温 °C (°F) | 5.9 (42.6) |
6.2 (43.2) |
8.0 (46.4) |
11.5 (52.7) |
15.6 (60.1) |
20.2 (68.4) |
22.9 (73.2) |
22.7 (72.9) |
18.9 (66) |
14.8 (58.6) |
10.4 (50.7) |
7.5 (45.5) |
13.72 (56.69) |
最低気温記録 °C (°F) | −4 (25) |
−5 (23) |
−3.1 (26.4) |
0.6 (33.1) |
7.0 (44.6) |
10.0 (50) |
16.1 (61) |
15.6 (60.1) |
10.0 (50) |
5.3 (41.5) |
0.0 (32) |
−2.7 (27.1) |
−5 (23) |
雨量 mm (inch) | 131.2 (5.165) |
98.8 (3.89) |
76.7 (3.02) |
44.1 (1.736) |
31.8 (1.252) |
7.9 (0.311) |
2.1 (0.083) |
2.2 (0.087) |
10.7 (0.421) |
37.9 (1.492) |
92.1 (3.626) |
150.8 (5.937) |
686.3 (27.02) |
平均降雨日数 | 12.7 | 10.7 | 9.3 | 8.1 | 5.2 | 2.1 | 0.7 | 0.7 | 2.0 | 5.6 | 9.0 | 13.0 | 79.1 |
% 湿度 | 68 | 63 | 62 | 58 | 55 | 48 | 42 | 47 | 53 | 60 | 68 | 70 | 57.8 |
平均月間日照時間 | 133.3 | 141.3 | 195.3 | 219.0 | 294.5 | 342.0 | 375.1 | 353.4 | 300.0 | 226.3 | 159.0 | 124.0 | 2,863.2 |
出典 1: Turkish Meteorological Service[5], World Meteorological Organization (precipitation data)[6] | |||||||||||||
出典 2: BBC Weather (humidity values)[7] |
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