powered by CADENAS

Social Share

Amazon

金床 (13515 views - Tooling)

金床(かなとこ、鉄床、かなしき、金敷、鉄敷、鉄砧、ハンマー台)とは、鍛冶や金属加工を行う際に用いる作業台のことである。
Go to Article

Explanation by Hotspot Model

Youtube


    

金床

金床

金床

金床(かなとこ、鉄床、かなしき、金敷、鉄敷、鉄砧、ハンマー台)とは、鍛冶や金属加工を行う際に用いる作業台のことである。

概要

鉄道の廃レールを切断して用いる、1kg程度の小型の金床から、重さは100kgになる大型まである。材質は一般的な鋳鉄鋳鋼のほか、炭素工具鋼(S55C等)で作られた金床、地金(軟鉄)の上に鋼を鍛接した床も存在する。

歴史は古く、青銅器時代には既に金属の加工のために使用されていた。そのため鍛冶や技術のシンボルになることがある。

楽器

その作業時の特徴的な音色から、オーケストラにおける打楽器として扱われる。

構造

西洋の金床は平面部分と、片側または両側にある尖った部分の角(つの)もしくは鳥口と呼ばれる部分をもつ。平面部は製品の直線を出す定規の役割があり、凹めば面を補修しながら使う。ツノはかつて鍛冶屋の主要業務だった蹄鉄打ちなどで必要な、曲線部の加工を行う。曲線加工が必要ない日本の刀鍛冶の使用する古式の金床はツノを持たない単純な形であったため、鶴首という棒状の金床を巣床という穴の沢山あいた特殊な床へ固定して使った。

ギャラリー

関連項目



This article uses material from the Wikipedia article "金床", which is released under the Creative Commons Attribution-Share-Alike License 3.0. There is a list of all authors in Wikipedia

Tooling

tooling,tool,drill,cam,manufacturing