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エレクトリック・ギター(英: electric guitar[1])は、ギターの一種。ギター本体とギターアンプをシールド(ケーブル)で接続し、弦の振動をピックアップ(マイク)で電気信号に変え、任意の音量で演奏できるギター。エフェクターなどで音質を変化させやすいため、多彩な表現が可能。通称・略称はエレキギター及びエレキ。
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弦楽器の振動を電気的に増幅する実験は二十世紀初頭まで遡る。1910年代には、ヴァイオリンとバンジョーの内部に電話の受信機を取り付け、音を増幅させる特許が出ている。1920年代にはカーボン・マイクロフォンを弦楽器の駒に取り付けて音を増幅させる実験が行われている[2]。1920年代から1930年代初頭にかけて、数多くの人が電気楽器の実験・製作を行っており、最初のエレキギターの発明者であるという様々な主張がなされている。
最初期のエレキギターの発明は、電気的なピックアップと共鳴胴を持つ半電気的アコースティックギターであった。これは、タングステンのピックアップの付いたスティール弦アコースティックギターであった。最初の電気的に音を増幅するギターはジョージ・ビーチャムによって1931年に発明され、1932年にRo-Pat-Inコーポレーションによって商業生産された (Electro-Patent-Instrument Company Los Angeles) [3][4]。
1932年にリッケンバッカーが発売したラップスチール型の「フライングパン」と、他社製ボディにピックアップを追加した「エレクトリック・スパニッシュ・ギター」も世界初のエレキギターと見なされることもある。その後1940年代にかけて、ホロウボディのGibson ES-150、ソリッドボディの Bigsby マール・トラヴィスモデルなど新しいモデルが次々と登場し、エレクトリック・ギターが広く一般に認知された。
1930年代から1940年代にかけて登場した様々なエレキギターについては、英語版の記事"Electric guitar#History"に詳しい。
1965年1月の『ザ・ベンチャーズ』の来日以降、ベンチャーズの人気と共にエレキ族と呼ばれる若者を中心に爆発的にエレキギターに注目が集まり「エレキブーム」が訪れる事になる。テレビ番組『勝ち抜きエレキ合戦』等のテレビ番組や加山雄三主演映画『エレキの若大将』等の後押しもありブームに拍車をかけていった。しかし、1965年10月に栃木県足利市教育委員会の働きかけで起こった小中学生のエレキ購入禁止や大会参加禁止等を定めた通称「エレキ禁止令」が出されると、新聞[5]で大きく取り上げられるなど社会問題化し、一方的に「エレキギターは不良少年がするもの」とレッテルを貼られ、コンサートを見に行っただけで高校を退学させられるなど全国で激しい「エレキギター追放運動」が波及していった。条例は後に廃止されたもののブームは次第に沈静化していくことになる。その後寺内タケシによるハイスクールコンサート等の熱心な努力もあり改善されていく。
エレキギターは、アコースティック・ギターとは異なる形状・構造をもち、専用のマイク「ピックアップ」を有しているため、アンプを介して出力される音質はアコースティック・ギターとは異なるものとなる。ピックアップはエレキギターの心臓部とも言われており、ピックアップの性能でエレキギターの音の質が決まるといっても過言ではない。また、単なるアコースティック・ギターにピックアップを装着しただけのものは、一般的にはエレキギターと呼ばない。
ピックアップは基本的に、電磁誘導を利用して音を拾っている。ピックアップには永久磁石が内蔵されており、それによって金属弦の磁界を与える。その弦が振動することによってピックアップ内の電磁石(コイル)を取り巻く磁界が変化し、それにより弦の振動数に合わせた周波数の交流電流が発生する。その電流は導線(シールド)等を通してアンプに送られ、アンプによって音として増幅・出力される。また、エレキギターのおいてナイロン等の非金属製の弦を使用できないのは、この仕組みのためである。
また、ピックアップの種類を言い表す場合、その構造によって大きく以下2つに大別できる。
エレクトリック・ギター用のピックアップは、一般的に板状の磁石の上に並べた棒(ポールピース)の周囲にワイヤを巻いたものだが、この構造がひとつのものをシングルコイルと呼ぶ。そのサウンドはカラっとした乾いたような音色が特徴である。対してハムバッカーは、一般的にはシングルコイルを横または縦にふたつ並べることによってノイズに強い構造になっており、太く暖かいサウンドが持ち味となる。ギブソンのモデルはハムバッカーが多く、 フェンダーはシングルコイルのモデルが多い。
さらに、音の増幅方法についても以下の二つに分類される。
ピックアップは内部のコイルで音を交流電流として取り出すわけだが、これをアンプから音として出力するには、この電流を増幅させる必要がある。この増幅作業の一切を、エフェクターやアンプに依存したピックアップをパッシブと呼ぶ。指やピックのアタックのニュアンスの再現度が高いのが特徴。対して、積層電池などの電圧を用いて、信号を増幅させてからアンプに送信するタイプのものをアクティブと呼ぶ。コイルの巻数が少なくすむためノイズに強い、音作りがしやすいといった特徴を持つ。一般的にエレクトリック・ギターにおいては、パッシブが主流である。また、一つのギターにおいてのパッシブとアクティブの切り替えも可能となってきている。
ひとつのギターに複数のピックアップが搭載されている場合、ネック側から以下のように呼ばれる。
レス・ポール式エレクトリック・ギターの配線図
コンサートなどで演奏する際は立って演奏する場合が多いが、その場合はギターを体に固定するためのストラップを用いる。ソリッドボディは詰まっている分重量があり、ストラップがはずれてギターを落としやすいため、ストラップのロックをつけることが多い。
エレクトリック・ギターはボディの構造で概ね以下の2種類に大別できる。
ホロウボディはヴァイオリンのような中空構造であるのに対して、ソリッドボディはホロウボディのような中空構造を持たない。エレクトリック・ギターの原型は通常のギターにピックアップを施したものであるため、ソリッドボディギターの方が歴史的に新しいといえる。
ヘッドの形状は、フェンダー系とギブソン系に大別される。フェンダー系ではストラトキャスターに見られるようにヘッドは指板面に平行で、指板面より一段下がっており、ペグはヘッドの片側に一列に並んで、多くの場合は高音弦側がナットから遠ざかるように配置される。このため高音弦はそのままではナットに当たる角度が浅くなってテンションを保てないので、ストリングガイドが設けられる。一方ギブソン系ではレスポールに見られるようにヘッドはネックに対して角度を持っており、これによってテンションが保たれる。またペグはヘッドの両サイドに対称に配置される。
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