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オリフィス板 (18772 views - Mechanical Engineering)

オリフィス板(英語:orifice plate)は円管を絞り、前後の圧力差から流量を求めるドーナツの形をした板である。形状および計測方法についてはJIS Z 8762で定められている。その高い圧力損失を利用して、ショックアブソーバーなどで流量・圧力を制御する用途にも用いられる。
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オリフィス板

オリフィス板


オリフィス板英語:orifice plate)は円管を絞り、前後の圧力差から流量を求めるドーナツの形をした板である。形状および計測方法についてはJIS Z 8762で定められている。その高い圧力損失を利用して、ショックアブソーバーなどで流量・圧力を制御する用途にも用いられる。

流量の計測

流量Q [m3/s] はオリフィス板前後の差圧 Δp [Pa] から次式で求められる:

ただし、α(に含まれる流出係数 C )を求める式にはレイノルズ数ReDが含まれ、ReD を求めるためには流量Q を知る必要があるため、この式の右辺は直接計算することができない。そのため、流量Q を求めるためにはイタレーションが必要となる。

ここで、

  • 膨張補正係数
  • 絞り断面、m2
  • ρ: 流体の密度、kg/m3


  • C流出係数と呼ばれ(河川学における同名の「流出係数」とは違う意味である)、下記の式により求める。
L1 < 0.4333 のとき
L1 ≧ 0.4333 のとき
  • :絞り直径比
  • κ:アイゼントロピック指数理想気体では比熱比に等しく5/3)
  • p1 :オリフィス上流側の圧力取出口の圧力、Pa
  • d :絞り直径, m
  • D :円管の直径, m


  • L1 :オリフィス板上流面から上流側圧力取出し口までの距離をD で割った値
  • L2 :オリフィス板下流面から下流側圧力取出し口までの距離をD で割った値
  • :円管直径D を代表長とするレイノルズ数


  • :管路内の平均流速、m/s
  • ν :流体の動粘性係数、m2/s


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Mechanical Engineering

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