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三菱グループ | |
---|---|
創業者とされる人物 | 岩崎家 |
標章 | スリーダイヤ |
従業員数 | 570000 |
URL | 三菱グループ会社検索 |
三菱グループ(みつびしグループ)は、かつての三菱財閥の流れを汲む企業を中心とする企業グループである。
創業は土佐藩が大阪(現・土佐稲荷神社付近)で経営していた「九十九商会」。それを土佐藩士であった岩崎弥太郎が買い受け個人企業とした。そして九十九商会を「三菱商会」(現在の日本郵船の前身)と改称し、海運と商事を中心に事業を展開した。
マークは赤いスリーダイヤ(三菱マーク:創業時の九十九商会が船旗号として採用した三角菱のマークが、現在のスリーダイヤ・マークの原型。土佐藩郷士出の岩崎家家紋「三階菱」と、土佐藩主の山内家家紋「三ツ柏」の組合せに由来。後に社名を三菱と定める機縁)。三菱グループの中核とされる、旧・三菱銀行(現・三菱東京UFJ銀行)、三菱商事、三菱重工業の3社を「三菱グループ御三家」と呼ぶ。
グループの主要企業、あるいは金曜会会員企業ながら、社名に「三菱」が付かない企業(日本郵船、JXTGホールディングス、明治安田生命保険、東京海上日動火災保険、旭硝子、ニコン、キリンホールディングス(旧・麒麟麦酒)など)もある。これら三菱の名前の付かない企業はスリーダイヤマークを使わない[1]。→#「三菱」「スリーダイヤ」の商標について
旧財閥系企業グループの中で、比較的結束が強いと言われ、一般に「組織の三菱」と称される。一例としては下記の事象が挙げられる。
ただし、金曜会会員企業の中にも、株式のほぼ90%を独ダイムラーが所有している三菱ふそうトラックバスや、合併前の三菱石油出身者から一人も役員が出ていないJXTGホールディングス(合併先の日本石油と、その後あらたに合併した新日鉱ホールディングスの二社の出身者が会長社長、および役員を分け合う体制となっている。そして2017年4月1日に東燃ゼネラル石油と経営統合し、JXTGホールディングスが発足した。)のように、グループとの結びつきがきわめて希薄な企業も含まれている。JXホールディングスの筆頭株主は三井住友系の日本トラスティ・サービス信託銀行であるが、三菱系の所有株式数の割合は10.21%で、三井住友系の所有株式数の割合は10.1%であり、僅かではあるが三菱系が上回っている。
財閥時代から「三菱は岩崎家一個のものではなく、国家社会のための三菱である」とする考えがある。この言葉は戦後にも引き継がれ、「三菱は国家なり」として三菱グループが国家との結びつきが強いことでも知られている。
また、ビジネス以外の福利厚生面や広報については、施設を共有していたり、三菱系企業社員等が集まってスポーツ大会・レガッタ・コーラス等をするなど交流を行っている。
また、ライブドアによるニッポン放送株の買収に際して、三菱電機がフジサンケイグループの支援を表明するなど、財閥・金融系以外の企業グループにもかかわりを持つようになっている。一方では、三菱自動車工業の再建をめぐって、東京三菱銀行、三菱商事、三菱重工業の間で意志の相違が生じ、また、旧・明治生命保険や旧・東京海上火災保険が、同業他会社との経営統合(前者は安田生命保険と合併し「明治安田生命保険」に、後者は日動火災海上保険と合併し「東京海上日動火災保険」に社名変更)で、グループから自立の動きを見せている。
1954年に始まった三菱金曜会(略称・金曜会)は、毎月第2金曜日、グループ企業の会長・社長を集めて行う懇談昼食会を、活動の中心としている[3]。
この他、歴史的建造物である岩崎弥之助本邸の維持・管理、およびグループの迎賓館・社交クラブとしての運営に当たる三菱開東閣委員会が、グループ29社によって組織されている。
ここでは、三菱金曜会の会員(28社)、および三菱広報委員会の会員(38社)を挙げる(なお、三菱金曜会の会員は、三菱ケミカル以外すべてが三菱広報委員会の会員である[4][5])。その他の会社は、下記の会社を中心とするグループのいずれかに属する形となる。
社名 | 三菱金曜会 | 三菱広報委員会 | 備考 |
---|---|---|---|
三菱アルミニウム | ○ | ○ | - |
三菱ケミカルホールディングス | ○ | ○ | - |
三菱化工機 | ○ | ○ | - |
三菱ガス化学 | ○ | ○ | - |
三菱地所 | ○ | ○ | - |
三菱自動車工業 | ○ | ○ | - |
三菱重工業 | ○ | ○ | - |
三菱商事 | ○ | ○ | - |
三菱製鋼 | ○ | ○ | - |
三菱製紙 | ○ | ○ | - |
三菱倉庫 | ○ | ○ | - |
三菱総合研究所 | ○ | ○ | - |
三菱電機 | ○ | ○ | - |
三菱東京UFJ銀行 | ○ | ○ | ※2 |
三菱ふそうトラック・バス | ○ | ○ | - |
三菱マテリアル | ○ | ○ | - |
三菱UFJ証券ホールディングス | ○ | ○ | - |
三菱UFJ信託銀行 | ○ | ○ | ※2 |
旭硝子 | ○ | ○ | - |
キリンホールディングス | ○ | ○ | - |
JXTGホールディングス | ○ | ○ | - |
東京海上日動火災保険 | ○ | ○ | ※3 |
ニコン | ○ | ○ | - |
日本郵船 | ○ | ○ | - |
ピーエス三菱 | ○ | ○ | - |
明治安田生命保険 | ○ | ○ | ※3 |
郵船ロジスティクス | ○ | ○ | - |
三菱ケミカル | ○ | - | - |
三菱オートリース | - | ○ | - |
三菱鉱石輸送 | - | ○ | - |
三菱食品 | - | ○ | - |
三菱スペース・ソフトウエア | - | ○ | - |
三菱プレシジョン | - | ○ | - |
三菱UFJニコス | - | ○ | ※2 |
三菱UFJリース | - | ○ | ※2 |
アストモスエネルギー | - | ○ | ※1 |
大日本塗料 | - | ○ | - |
日本タタ・コンサルタンシー・サービシズ | - | ○ | - |
ローソン | - | ○ | - |
備考欄の
『炎の男たち・三菱 野望の軌跡』242ページから245ページに基づき、かつ#主要会社に掲載されていない会社を列記している。また、以下のリストは1984年10月時点で、三菱広報委員会加盟社である[6]。
鉛筆製造の三菱鉛筆[7]、熊本県の弘乳舎が販売する三菱サイダーは、「三菱」の名前とスリーダイヤモンドの商標を使用しているが、両社とも三菱グループとは、一切の資本・人的関係がない。これは、三菱グループが商標登録するよりも早くからこの商標を用いており(鉛筆が1903年、サイダーが1919年)、三菱グループにはその使用を差し止める事が出来ないためである。他にも香川県高松市の三菱クリーンサービス、文房具卸売業の三菱文具など、グループ外で「三菱」を名乗る企業も一部存在する(いずれも、スリーダイヤは使用していない)。なお、2010年8月には大阪府門真市の「三菱タクシー」が未来都タクシーに改称した。また、北海道札幌市にはこれまた三菱鉛筆や三菱サイダー同様、スリーダイヤを社章に用いた三菱グループ外のLPガスの販売を行う(株)菱友という企業がある。三菱グループで「三菱」が社名につく会社の一覧も参照のこと。この一覧表はグループ内で「三菱」がつく会社を、子会社・孫会社等・海外合弁会社にいたるまで漏れなく表示している。つまり、この表にない「三菱」がつく企業はグループ外である。
一方、三菱グループの中には「スリーダイヤ」マークを使用しない企業がある。三菱東京UFJ銀行[8]やJXグループ[1]のような「非」三菱グループと合併した企業や、日本郵船や麒麟麦酒、明治安田生命、東京海上日動火災保険[9]などのように、古くから「三菱」「スリーダイヤ」とは異なる商標を用いてきた企業がそれに当たる。
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