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この項目では、ドイツの企業について説明しています。その他の用法については「メリッタ」をご覧ください。 |
企業形態 | 公開会社でない株式会社 |
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業種 | コーヒー機器 |
設立 | 1908年 |
本部 | ドイツ・ノルトライン=ヴェストファーレン州ミンデン |
製品 | コーヒー豆、コーヒーフィルター、コーヒー関連機器(コーヒーメーカー等) |
売上高 | 1,436 million € (2015年) |
従業員数 | 3,737 (2014年) |
ウェブサイト | www.melitta-group.com |
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メリタ(Melitta)は、ドイツに本社を置くコーヒー機器の総合メーカー。
ペーパードリップシステムを発明したメリタ・ベンツにより、1908年に創業した。事業はペーパーフィルターの生産から始まり、コーヒーをはじめとする食品関連用品に展開している。
日本においてはメリタ・ジャパン株式会社が支社業務を行っている。同一業種のカリタとは、社名が似るが関係はない。
従前コーヒーは、お湯にコーヒー粉を入れて茶漉しで濾して作っていたが、この方法ではコーヒー滓がカップに入りザラザラと不快な上に苦くなる欠点があった[1]。ドレスデン[1]に住んでいた主婦[1]メリタ・ベンツ[1](Melitta Bentz 、1873年-1950年[1])は、茶漉しで1908年に息子のノートの紙[1][注釈 1]を折ってフィルターを作った。さらに金属缶の底にハンマーと釘で穴を開け、そこにペーパーフィルターを入れたところ、コーヒー滓がカップに混じらなかった[1]。これがペーパードリップシステムの発明で、6月[1]に王立特許庁に対し特許を申請し特許番号347895号を取得した[1]。メリタ・ベンツはさらに半年後M・ベンツを設立、社長に就任した[1]。商業登記簿に記載された当時の資本金はわずか73ペニヒ、社員は夫と2人の息子だけであり、家族は自宅でペーパーフィルターの生産を始めた[1]。
ペーパードリップの画期的なアイデアはドイツ国内で直ぐさま反響を呼び、1910年には国際衛生博覧会でメダルを受賞して注文が殺到し事業は急拡大[1]、スイスやチェコへの輸出も始まった[1]。1912年にはコーヒー用ドリップペーパーを本格的に生産するためドレスデン市内[1]に800m2[1]の工場を建設、この頃までに10万個を超えるペーパーフィルターを生産した[1]。1929年に業容拡大や工場確保のために本社をドレスデンからヴェストファーレンのミンデンに移し[1]、現在に至っている。メリタ・ベンツの死後は息子のホルストが会社を引き継ぎ、ドリップシステムに更に改良を重ねた。結果、現在でもありふれた円錐形のフィルターを完成させた。
今日メリタは支社をヨーロッパのほかアメリカ合衆国[1]、カナダ[1]、ブラジル[1]、南アメリカ、日本などに置き、3,400人を雇用している[1]。2008年には売上高が12億2500万ユーロ(約1470億円)あった[1]。全世界にメリタブランドの製品は普及し、コーヒー用ペーパーフィルターの代名詞になっている[1]他、コーヒーメーカー[1]、コーヒー豆[1]、ティーバッグ[1]、食糧を新鮮に保つためのビニール袋[1]等を扱っている。
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